マネーとマッチの戦略


マネーゲームはバックギャモンにおいて最も簡単な形態です。各ゲームは各自の利益を目指し、その均衡に加わる複雑さは唯一、相手だけです。駒の移動であれ、ダブルキューブの使い方であれ、相手の短所と長所に注意してプレイすべきです。

2人以上のプレーヤーがシングルゲームに参加する形態であるシュエットでは、より多くのプレーヤーと彼らの特異性を考慮する必要があるため、より複雑なマネーゲームの形となります。また、金銭上の管理も必要となります。良いシュエットがプレイできるのは、なかなかの技術です。

マッチゲームでは話が異なります。ここでは試合中のスコアが重要な要因となります。試合が始まると、ゲームとダブルの戦略はマネーゲームと全く同じです。

しかし試合が進み、勝敗が決まりそうになったり大きく差が付くと、戦法や戦略をそれに応じて変える必要があります。優勢であればシンプルなレースやホールディングゲームに持ち込み、劣勢であればプライムを作り合うような複雑さを仕向けます。

もしマッチプレイに真剣に取り組むのであれば、(特定のスコアにおける勝率を一覧する)マッチイクイティについて学習し、プレイを制御するためそれらの使い方を知るべきです。

ここに簡単な例を示します。

バックギャモン

マネープレーでは、黒はダブル、赤はテイクすべきです。もし5ポイントマッチのスコアが3−2で黒が勝っているのであれば、黒のダブルに対し赤はパスするべきです。赤はパスすることで25%の勝率をキープできます。もしテイクすると23%の勝率となります。2%の違いは大きくなさそうに見えますが、長期戦においてこれらの小さな差が意味をなします。

決定的に、残り3ポイント同士(両者ともに勝つ為に2ポイント必要な状態)、残り2ポイント同士、最後にダブルマッチポイント (DMP) について正しい戦略を学ぶ必要があります。

DMPでのプレイは、ギャモン勝ちやバックギャモン勝ちと同様にダブルキューブが無関係で、唯一重要なことはその試合に勝つことということから、マネープレイと大きく異なります。DMPはオープニングムーブに影響されます。例えばDMPでのオープニングで64を振ると、 正しいプレイは 24/18, 13/9 よりも 24/14 となります。同様にギャモン勝ちがないので、もしバックゲームになったとしても問題がありません。

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